内装施工管理はどんな仕事?建築施工管理との違いを紹介!


皆さん、こんにちは。

大阪府堺市を拠点に内装工事や新築工事、リフォーム工事などを手掛けている有限会社カナリです。


建築施工管理の仕事は、工事内容や工事の規模、関わる業者様によって大きく異なります。その中でも今回は、店舗内装工事の施工管理について紹介します。


店舗内装工事の施工管理は、店舗の改装や新規オープンに伴う内装工事を、安全かつ効率的に進めるために必要な業務です。施主の要望を踏まえ、設計図に基づいて工事を指揮し、スケジュール通りに高品質な店舗を完成させることが求められます。

実際の仕事内容や必要なスキル、他の施工管理との違いについて詳しく解説します。


■内装施工管理とは?



内装施工管理は、お客様や関連業者様とのコミュニケーションを通じて経験が磨かれる仕事です。

また、それぞれの店舗のコンセプトを表現し、満足いただくことを第一に仕事に達成感がある事が大きな魅力と言えます。


■内装施工管理の仕事内容



工事全体を把握して、工事完了までの過程を調整します。

お客様のニーズを叶えて満足を得るため綿密なコミュニケーションと臨機応変で柔軟な対応力で引き渡しまで完了させます。

具体的な仕事内容は以下の通りです。


積算

デザイン図から材料費や労務費といった直接工事にかかる全ての費用を予測し算出する事になります。


見積

積算に基づき見積書を作成します。


打ち合わせ

元請様然り協力会社様と綿密に打ち合わせをします。


図面

下記の製作物に対しての製作図面を作ります。


発注

別注品の造作物(家具・什器・金物・建具等)の発注を行う。


現場管理 品質管理

機能や各納まりが、設計通りに仕上がっているかを確認し、差異がある場合はやり直しを指示します。


スケジュール管理

予定したスケジュールが円滑に進むよう、資材の納入日程や職方様の作業日程を調整します。


原価管理

材料費や人件費を算出し、予算額との差異を把握して、所定の利益が確保できるかを管理します。


安全管理

現場での労災事故を防ぐための安全管理も重要な役割です。手すりの設置や安全装備の確認、職方様が安全に作業をできるように、危険を予知した声掛けなども含まれます。


■内装施工管理に必要なスキルは?



内装施工管理は、建物の内部空間を美しく、機能的に仕上げるために重要な役割を果たします。この職務にはいくつかの専門的なスキルが必要とされ、また特定の特性を持つ人が向いているとされています。ここでは、内装施工管理に必要なスキルとその仕事に向いている人について詳しく紹介します。


必要なスキル

まず、内装施工管理には以下のようなスキルが必要です


・コミュニケーション能力

多くの業者やデザイナー、クライアントとの調整が必要となるため、優れたコミュニケーション能力が不可欠です。適切な指示やフィードバックを行い、効率的にプロジェクトを進める力が求められます。


・計画力とスケジュール管理能力

プロジェクトの進行を管理し、各工程のスケジュールを調整する能力が必要です。突発的な問題が発生した際にも迅速に対応できる柔軟性と計画力が求められます。


・技術的知識

建築基準法や消防法などの規制や、最新の内装施工技術についての知識は必須です。これにより、建築基準を満たし、安全で効率的な施工が行えるようになります。


内装施工管理に向いている人

内装施工管理には、以下のような人に向いています。


・細部に気を配る人

内装施工管理では、細部まできめ細かい注意が求められます。小さなミスが大きな問題に繋がることもあるため、細かい部分に気を配ることができる人が適しています。


・社交的で調整力がある人

多くの人と協力しながら仕事を進めるため、社交的で調整力がある人が向いています。円滑なコミュニケーションと調整能力が、プロジェクトの成功に直結します。


・ストレス耐性が高い人

内装施工管理は、タイトなスケジュールや突然のトラブルに対処することも多いため、ストレス耐性が高く、冷静に対処できる人が向いています。


これらのスキルと特性を持つ人が、内装施工管理において成功を収めやすく、自身も満足感を得やすいでしょう。


■内装施工管理と建築施工管理の違い



内装施工管理と建築施工管理は一見似た職務のように思われがちですが、実際にはその業務内容や求められるスキルにおいて多くの違いがあります。ここでは、具体的な違いと必要とされるスキルの違いについて詳述します。


・具体的な違い

まず、内装施工管理と建築施工管理では取り扱う工事の種類や範囲が異なります。内装施工管理は、建物の内部空間に特化しており、壁や天井、床の仕上げ作業、照明やガラス工事、インテリア設置などを担当します。主にオフィスビル、商業施設、住宅などの内装仕上げが中心になります。


一方で、建築施工管理は、建物全体の構築を担当します。基礎工事、鉄骨の組み立て、コンクリートの打設、外壁工事、屋根工事など、建物の構造部分全般を管理する役割です。ゼネコンや大規模建設会社が行う大規模なプロジェクトが多く、内装だけでなく、建物そのもの全体を統括します。関わる業者も異なります。


内装施工管理では、インテリアデザイナーや内装専門工事業者と緊密に協力しますが、建築施工管理では、土木工事業者や建築設計士、数多くの工事業者との調整が必要となります。


・必要とされるスキルの違い

内装施工管理と建築施工管理では、求められるスキルや知識も大きく異なります。内装施工管理には、デザインセンスやインテリア関連の知識、細部まで目配りする注意力が求められます。特に、仕上がりの美しさや機能性を重視するので、細かい部分まで高い完成度を保つ能力が重要です。また、物件によっても作業を行う時間帯が異なり、新築物件は日中工事、改装物件は夜間工事が多い傾向があります。


一方、建築施工管理に必要なスキルは、構造工学や建築技術全般に関する深い知識です。耐震性や安全基準を満たすための施工技術、プロジェクト全体の進行管理能力、リーダーシップが求められます。また、多くの業者や部門と連携し、効率よくプロジェクトを進行させるための調整力も欠かせません。


このように、内装施工管理と建築施工管理には、業務内容から求められるスキルまで多くの側面で違いがあります。そのため、自分の適性や興味を考慮してどちらの道に進むかを選択することが重要です。


■カナリでは内装施工管理を募集しています!



有限会社カナリは、店舗内装・木造新築・リフォームのプロフェッショナルとして、お客様の夢を形にします。確かな技術と豊富な経験で、高品質な住まいを提供するだけでなく、お客様一人ひとりに寄り添い、理想の住まいづくりをお手伝いいたします。

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